全4デバイスのうち3つは、高度なモジュレーション（EXT、REF、TED）の単一のターゲットのパラメーターをマニピュレートすることで機能します。TIPは動作が異なり、ターゲットデバイスのパラメーター範囲全体のスナップショットを取り、その間で切り替える方法を提供します。各デバイスについて詳しくは下記をご覧ください。

EXT3

自動化されたパターンやクリエイティブなモジュレーションをすばやく作成できる、ステップシーケンスのモジュレーターとエンベロープ・ジェネレーターです。ターゲット・パラメーターをステップでコントロールし、スイング、時間解像度、時間変化などをコントロールできるシーケンスを作成します。また、エンベロープを調整したり、各ステップの長さを個別に設定したり、ステップ間の推移のスムーズさを調整したりできます。

REF

オーディオ・ソースを使用して任意のパラメーターをモジュレートするエンベロープ・フォロワーです。入力信号の帯域を制限し、多数の機能やレスポンス・パラメーターを使用して出力をシェイピングできます。ディスプレイには結果として生じるエンベロープによるターゲット・パラメーターのコントロール内容のビジュアルフィードバックが正確に表示されます。

TED

完璧なシェイピングのコントロール信号を作成できる総合的なツールセットを備えたフルカスタマイズ可能なLFOで、ブレンド可能な6つのLFO波形、先進的なウェイブシェイピング・パラメーター、サイクル反復コントロールなどを搭載しています。TEDはCV/GATEを出力することもできるため、モジュラー・システムの関数生成器としても機能することができます。

TIP

ユニークなグリッドベースのデバイス・コントローラーで、ターゲット・デバイスのパラメーター範囲全体のスナップショットを最大64取ることができ、それらをTIPのグリッド・セル内に格納することができます。オートメーションをデザインしたり、ランダムまたはその他の定義可能な機能を使用することで自動的にトリガーしたりすることでスナップショット間を切り替えます。また、簡単にデバイスのパラメーターを最大264までランダマイズすることができ、ボリュームやドライ/ウェット機能を除外するオプションも用意されています。